異例の“若鷲品評会”!? 楽天生命パークで23日、楽天2軍若手野手たちの指名練習が行われた。石井一久GM兼監督の指名により、黒川史陽内野手(21)、入江大樹内野手(20)、ドラフト1位ルーキーの吉野創士外野手(18)、同3位前田銀治外野手(18)の4人が参加した。

この日は1軍の試合がない。普段であれば、先発投手陣たちの練習のみが行われる。田中将、岸、辛島、早川が引き揚げるのと入れ替わるように球場入り。指揮官の他にも、大村三郎スカウティングアドバイザーやスカウト陣が集結。未来の主軸たちの打撃練習に目を光らせた。

ファームは同じ時間に仙台市内で試合中。あえてホームグラウンドに呼んだ。雄平2軍打撃コーチは「石井GMが若い選手を見たいということでこの機会を、設けてもらいました」と説明した。

約1時間、トス打撃やフリー打撃。雄平コーチは「選手は緊張して力みまくっていたので、すごくいい経験だったかなと思います。そういう気持ちはすごく大事ですし、そのくらいの気持ちで日々過ごしてほしいなと感じました」と優しげに見守った。

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