楽天ドラフト1位ルーキーの吉野創士外野手(18)が、本拠地で決意を新たにした。22日、石井GM兼監督に招集され、黒川、入江、前田とともに楽天生命パークでの野手指名練習に参加。指揮官や大村スカウティングアドバイザー、スカウト陣からの視線を浴びながら、ティー打撃やフリー打撃を約1時間を実施。「緊張というより、普段、楽天生命で練習ができないので、ワクワクして楽しめた」と表情を緩めた。

今季2軍戦では30試合で打率2割1分9厘も、19日の日本ハム戦(鎌ケ谷)では左翼へ待望のプロ1号本塁打を放った。今は実戦の経験を積み、打撃を磨く毎日だ。石井GM兼監督からも声をかけられ、話し込む場面もあった。「慌てるんじゃなく、焦らずにじっくりやっていけと言われたことと、バッティング練習でもどれだけミスショットをなくしていけるか。(改善すれば)1軍にどんどん近づいていけるとおっしゃっていたので、そういうところを直していけたらなと思います」。

練習日のこの日は無人のスタンドに向かって打球を放ったが、近い将来、満員で埋まるスタンドへ打球を突き刺してみせる。「1軍の舞台で活躍できるように頑張っていきたいと思います」と目線を上げた。

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