「マイナビオールスターゲーム2022」のファン投票結果が6日に発表され、ソフトバンクからはパ・リーグ外野手部門の1位で柳田悠岐外野手(33)、遊撃手部門の今宮健太内野手(30)、中継ぎ投手部門の又吉克樹投手(31)の3人が選出された。

柳田は7年連続の選出(19年は出場辞退)。「たくさんの票をいただいて光栄に思います」と感謝。今宮は出場すれば17年以来5年ぶり(19年はファン投票、選手間投票で選出も出場辞退)。「久しぶりのオールスター。いいプレーができるように頑張りたい」と意気込んだ。

昨年は中日で全セとして出場した又吉は、2年連続3度目の出場。ファン投票での選出は自身初だ。「ファン投票で選ばれたのは初めてなので、すごくうれしい。同じ沖縄の(西武)平良と最後まで争って、接戦で勝てたというのもうれしい」。また「投げる以外の部分も期待されていると思う。写真等々もしっかりやっていきたいと思います」と、「又吉広報」としてSNS発信で盛りあげることも宣言した。

○…7年連続のファン投票で球宴選出(19年は出場辞退)となったソフトバンク柳田は「たくさんの票をいただいて光栄に思います」と感謝した。第1戦は本拠地ペイペイドームでの開催で「(自分にとって)本拠地でオールスターは最後だと思うので、楽しみたい」とニヤリ。昨年はホームランダービーで脇腹を痛めただけに「ほどほどに、けがなくやりたいと思います」と話した。

▼又吉が球宴に初のファン投票選出を果たした。国内独立リーグを経てプロ入りした日本人選手としては、今回の阪神湯浅(BC・富山)とともに初。なお外国人選手では、15年にソフトバンクのバリオス(関西独立リーグ・神戸)が独立リーグ出身者では初のファン投票選出となったが、故障のため出場を辞退していた。