張本勲氏(82)が7日、昨年末までレギュラーを務めたTBS系の人気情報番組「サンデーモーニング」(日曜午前8時)のスポーツコーナーに出演した。

2日の中日戦で王貞治氏らの記録を抜くプロ野球新記録の5打席連続本塁打を放ったヤクルト村上宗隆内野手(22)に大あっぱれ!をあげた。

張本氏は「すごいことをやってくれるね。ビックリしましたね。4打席連続ホームランもなかなかないですよ。90年近い日本プロ野球史で13人くらいしかいないからね。それで5打席。逆にピッチャーはなにをやっているのか。村上は下半身で打っている。世界のホームラン王の王貞治は8割、下半身で打っている。村上は下半身が非常に安定している。あんまり足を上げない、かといってすり足でもない。タイミングが非常にいい。もっとホームランは増えるでしょう」と断言した。さらに「ホームランバッターは忍耐と集中力なんですよ。じーっと長打ができる球を、最初はストライク、2回目のストライクを見逃すような忍耐が必要。だいたい4打席立って20球。その中に1球あるかないか。それを仕留めるかどうか。この集中力、これを王貞治が抜群にできたこれレを村上は習ってもらいたいね」とアドバイスした。