いよいよ両雄対決へ-。ロッテ佐々木朗希投手(20)が9月2日のオリックス戦(ZOZOマリン)に中6日で登板すべく調整を進めている。雨などでのローテ再編がなければ相手先発は山本由伸投手(24)が予想される。最速164キロ右腕と同159キロ右腕の、初めての投げ合いになる。

佐々木朗は球宴時、日刊スポーツの対談企画で山本とヒザを交え「欠点が全然ないので、投手として完璧だなと思います」とあこがれを口にしていた。いつも通りを貫くか、相乗効果で新たな力が引き出されるか、注目される。

前回26日の楽天戦は相棒の松川ではなく、佐藤都とバッテリーを組んだ。右肩痛だった松川は31日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)からスタメン復帰予定だが、井口監督は30日に「朗希の時は、次は佐藤の予定です」と明らかにした。

松川は31日に石川、9月1日先発予定の美馬ともコンビを組む。高卒1年目の今季は体力を考慮されながらの起用。井口監督は「(31日~2日)の3連チャンになってしまうので」と、2週続けて佐々木朗-佐藤都で組む意図を説明した。同期入団バッテリーで難関に挑む。【金子真仁】

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