日本ハム伊藤大海投手が“25歳初登板”で今度こそ、2年連続2桁勝利を達成する。2日楽天戦(楽天生命パーク)に先発。ゲリラ豪雨で雨天中止となった西武戦が行われる予定だった埼玉・大宮で最終調整した右腕は8月31日が25歳の誕生日だった。「いい形で勝つことができたら」と、8月2日ソフトバンク戦(旭川)以来となる1カ月ぶりの白星を誓った。

球団34年ぶり偉業へ4度目の挑戦となる。ルーキーイヤーに続く10勝目を挙げれば、トレンディーエースの愛称で活躍した87、88年西崎以来の快挙となる。2桁勝利に王手をかけてから3度、足踏み状態となっているが、「周りがそうやって言うから勝てないのかなと思うので、もう気にせずにいこうかなと思います」。冗談交じりに自然体を強調した。

もちろん、エースとして周囲から認められるために、きっちりと乗り越えなければいけない通過点だと認識する。「(10勝は)マストにはなると思います。良くても悪くても週に1回、マウンドに上げてもらっているので、それに応えたいなという気持ちはあります」と、自覚する。

前回登板の8月26日ソフトバンク戦(札幌ドーム)は5回6失点(自責5)と、らしくない結果に終わった。「反省のしようがないというか、気持ちが切れるのが早かったので、次は気持ちを切らさずに、しっかり最後まで投げられるように頑張りたい」。負の連鎖を断ち切って、エースへの階段を上る。【木下大輔】