阪神が球団ワースト記録をさらに更新するシーズン26度目の完封負けを喫した。先発の藤浪晋太郎投手(28)は6回1失点(自責0)と力投したが、打線の援護なく5敗目(2勝)。守備陣は今季ワーストタイの3失策と乱れた。クライマックスシリーズ進出をかけた勝負どころで連敗し、この日試合のなかった広島と3位で並んでしまった。

矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。

-藤浪は投げている球自体は良かったが、ミスがあると勝てる投手には…

「もちろんね、まずは(中野)拓夢がね。しっかり捕れないのは仕方がないけど、スローイングのミスはやっぱり減らしていかないと。あまりにも、もったいない。(藤浪)晋太郎もあそこ(犠打を悪送球)も打者のことを考えたら、すぐにファーストに投げないとね。そこら辺はもったいない。ピッチング自体は空振りもしっかり取れて、ボールも良かったと思うけど」

-藤浪は今後、ブルペン待機も

「いや、まだ今日終わったばかりやから、分からん」

-打線は最後まで粘った

「粘ったって言ってもねえ、立ち上がりも小川は良くなかったんでね。立ち上がりでまず点を取りたかったけど、そのままズルズルいっちゃったんで。まあ、何とかしないとね」

-守備の乱れが今年も出てしまった

「はい、反省してます」

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