DeNA今永昇太投手(29)が、25日のヤクルト戦に先発し、ヤクルトの胴上げを阻止する。敗れれば優勝が決まる一戦だが、自らの投球に集中することをカギに挙げた。

「マウンドに上がる前から大事な試合と思ってしまうと、それを背負いすぎてしまうので、マウンドに上がる前も投げている時も試合に没頭していきたいと思います」

今季は、左前腕の肉離れで出遅れながら、19試合に先発し、10勝4敗、防御率2・50と安定。8月には5戦5勝、防御率1・25で月間MVPを受賞した。

ヤクルト戦は今季、3試合に登板し、2勝0敗、防御率3・05。「村上選手を中心とした攻撃をさせないことが大切だと思います」と警戒を強めた。

昨季は、10月26日のヤクルト戦(横浜)に先発し、3回5失点でKOされ、ヤクルトの優勝が決まっただけに、リベンジをかけたマウンドとなる。「どんな形でも、最後にチームが勝利を収められるように、攻撃に流れを渡せる投球をしていきたいです」と力を込めた。

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