「村神様」が由伸撃ちヤ!! 2年連続同一カードとなったヤクルト-オリックスの「SMBC日本シリーズ2022」が22日に神宮で開幕する。史上最年少で3冠王に輝いたヤクルト村上宗隆内野手(22)が、初戦に先発する2年連続投手4冠のオリックス山本由伸投手(24)と激突する。史上最強の“ほこ×たて”を制して、チームを球団史上初となる2年連続日本一に導く。
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両リーグで投打に7冠を積み上げた、最強「ほこたて対決」で日本シリーズが幕を開ける。日本選手最多となるシーズン56本塁打を放ち、今や球界を代表する強打者となった3冠王村上が、4冠に輝くエース山本との2年連続頂上対決へ、気持ちを高めた。
「見ての通り、誰もが認める日本のエースだと思いますし。日本シリーズという最高の舞台で戦えることがすごく光栄です」
昨年の日本シリーズでは7打数1安打4三振。過去の交流戦を合わせても通算9打数1安打の打率1割1分1厘、5三振、0本塁打と数字は良くない。だが「それは関係ない。本当に打ちたいと思ってるので。短期決戦なので勝てるように頑張ります」とデータは意識せずに勝負に臨む。
今季の球宴前にも「山本投手と対戦したい」と対決を望んだ。第2戦で一、二塁間を破る右前打。笑顔を浮かべながらも「真っすぐが来ると分かっていて、ちょっと差し込まれていますし。まだまだだなと思いました」と反省。好敵手の存在が、さらなる高みを目指す意欲をかき立てた。
この日の前日練習では、フリー打撃でセンターを中心に柵越えを連発。ノックでも軽快な動きを見せるなど終始落ち着いた表情でメニューを消化した。「しっかり休むところは休んで、トレーニングして、いい調整ができた」と話すように調子は上向きだ。
高津監督も「(走者を)かえすことはもちろん、つなぐこと、出塁すること、すべてにおいて得点に絡むことを非常に期待しています」と期待を寄せる。村上は「やってやるぞっていう気持ち。向こうは去年のリベンジの気持ちで来ることは分かっているので。僕らもそれに立ち向かって、受けずに、チャレンジャーとして戦っていければ」と燃えたぎる。エース撃ちで初戦を制し、チームを勢いに乗せる決意だ。【鈴木正章】
▼シリーズに出場した公式戦の3冠王は85年バース(阪神)まで過去4人、投手4冠も昨年の山本まで4人いる。73年王(巨人)はシリーズで本塁打と打点の2冠、バースはシリーズでも3冠王となり、チームを日本一へ導いた。一方の投手4冠を見ると、昨年の山本は0勝でチームがV逸、残りの3人は2勝以上挙げて日本一。やはり、3冠王と4冠投手の成績がシリーズのカギを握っている。



