ヤクルトは28日、宮台康平投手(27)、鈴木裕太投手(22)、育成の内山太嗣捕手(26)に来季契約を結ばない旨を通知したと発表した。宮台は現役引退の意向。鈴木には育成契約を打診する見込み。

宮台は東大史上6人目のプロ野球選手として2017年のドラフト7位で日本ハム入団。2020年オフに戦力外通告を受け、育成契約の打診を断って合同トライアウトに参加し、支配下契約でヤクルト入りした。プロ5年で1軍通算3試合の登板で0勝0敗、防御率9・00。今季は4年ぶりに1軍登板を果たし、2試合に登板して2回1/3を5失点、防御率19・29。

鈴木は日本文理から18年のドラフト6位で入団。プロ4年で1軍登板はなし。今季は5月12~14日、7月12~28日と2度出場選手登録されたが、1軍初マウンドは踏めなかった。

内山は青森出身でBC・栃木から18年の育成ドラフト1位で入団。支配下昇格は果たせなかった。