西武水上由伸投手(24)が新人王に輝いた。

パ・リーグの育成ドラフト出身者では初の快挙。それを知らされると、「そうなんですか!?」と驚いた。そして「うれしい、光栄です」と声を弾ませた。

20年ドラフトで育成5位の入団。2年目の今季は60試合登板で防御率は1・77と、シーズンをフル回転で走り抜いた。35ホールドポイントで最優秀中継ぎも獲得。そして球団では平良以来、2年ぶり16人目となる新人王のタイトルも付いてきた。「今年は数字だけ見れば、100点」と喜びをかみしめた。

その100点の結果を何度も繰り返せる投手となる。「来シーズンも今年と一緒ぐらいの試合数は投げないと意味がないので、まずは、そこを目標にやっていきます」と力を込めた。

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