オリックス紅林弘太郎内野手(20)が8日、大阪市内で契約交渉を行い、1320万円増の4200万円で更改した。

個人成績は打率2割2分4厘、32打点、6本塁打と昨年の同2割2分8厘、48打点、10本塁打より下がったものの、正遊撃手として2年連続リーグ制覇、26年ぶりの日本一に貢献。「成績は昨年より下がったのにいい評価をしていただいて、球団には感謝しかありません」と語った。

来季は打撃向上を目指す。ただ打撃の個人目標を問われた際には「(昨オフに)今年は3割目指していたんですけど、目標が高すぎてやばかったんで、監督にもあまり数字を言うとお前はだめになる、あまり数字とか口に出すなよ、と言われました」と中嶋監督の“親心”を明かし、目標はいったんは封印した。

だが「3割は絶対に打ちたいと思っていますので。そこは1つの目標にして頑張っていけたらいいなと思います」と明かした。プロ入り以来の目標が、長打を打てるショート。「ホームランを3部門では一番意識してやっていけたら。20発は絶対に打ちたいですし、20発打ったら、30発。まずは20発打てるように頑張りたいと思います」と高い理想を掲げた。(金額は推定)

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