エース流出の穴は、強力タッグで埋める! ソフトバンク柳田悠岐外野手(34)が15日、日本ハムから海外フリーエージェント(FA)権を行使し、新加入した近藤健介外野手(29)を歓迎した。近藤とは昨年の東京五輪でもチームメートで金メダルを獲得。エース千賀滉大投手(29)が米大リーグのメッツと契約合意し、投手力の低下が不安視されるが、通算出塁率4割1分3厘で並ぶ2人が、23年の打線をけん引する。

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柳田は球界屈指の好打者の加入を心から歓迎した。「めちゃくちゃうれしいです。五輪の時も一緒にセンターでたくさん練習しましたし、いろんな話もしたので。同じチームでまた野球ができるのがうれしい。誰が見てもわかると思うんですけど、すばらしいバッティングですし、守備ももちろんうまい。もうめちゃくちゃいい選手だと思います」と喜びの言葉を並べた。

驚異の出塁率を誇る2人がタッグ結成だ。柳田は15年から4年連続で最高出塁率のタイトルを獲得。近藤が19、20年の同タイトルホルダーだ。通算出塁率は偶然にも4割1分3厘で全く同じ。柳田は「すごく出塁できる打者なので。どういう打順になるかはわからないですけど、たくさんチャンスでまわってくると思う。しっかり自分も準備して、いいバッティングができるようにしたい」。2番近藤-3番柳田や3番近藤-4番柳田といったオーダーを編成する可能性は十分ある。得点力アップに夢が膨らむ。

柳田は主将として、来季3年ぶりVへの青写真も描いた。「千賀もいなくなって、やっぱり打っていかないと。投手を助けていかないといけないので、まずはたくさん点を取って、投手陣を助けられるようにと思っています」。千賀が海外FA権を行使し、米大リーグのメッツと入団合意。来季はエースが不在となる状況だけに、攻撃陣でのバックアップを誓った。

近藤加入のメリットは他にもある。同じ外野手で、それぞれ故障歴があり柳田とDHでの併用も見込まれる。「もちろん、うれしいです。うれしくない選手いるんですか? ぼくはうれしいです」。柳田にとってもコンディションを維持しながら1年を戦える大きな補強に笑みを浮かべた。23年は強力タッグで打線を引っ張る。【山本大地】

○…柳田は18年から支援活動を行っている児童施設「SOS子どもの村福岡」を訪問した。今季はレギュラーシーズンとポストシーズンの合計本塁打数26本で、1本につき15万円の計390万円を寄付。子どもたちと交流し「こどもの成長を感じるたびに、私は年を取っているんだなと感じます。ぼくの野球の成長の10倍ぐらい、成長は感じます。成長はうれしいです」と表情を緩めた。

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