節目のプロ10年目を迎えたヤクルト今野龍太投手(27)が、登板数のキャリアハイ更新を誓った。過去最多は21年の64試合で「超えられるなら超えたいというのはあります」と意欲を示した。

昨季は51試合に登板し、1勝2敗1セーブ、16ホールドで防御率3・72。前半戦は勝ちパターンを担ったが、調子を落とした後半はビハインドでの登板が増えた。「シーズン後半、下半身をあまり使えていなかった」と要因を認識。映像分析機器のホークアイの数字で見ても「疲れもあってリリース(ポイント)が、いつもなら前なんですけど(下半身が)使えていない分、ちょっと手前だった」と言う。年間を通じて安定した活躍へ向け「しっかり走り込みとトレーニングをやってました」と下半身強化に取り組んでいる。

守護神マクガフが退団し、ブルペン陣も「再編」となる今季へ「ここのイニングとかこだわりはないので、勝ちパターンで最初から最後まで投げられれば」。1年間フル回転で、勝利に貢献していく決意だ。

ヤクルトニュース一覧はコチラ>>