ブルペンでダブル・ケラーが競演した。阪神2年目のカイル・ケラー投手(29)と新助っ人ブライアン・ケラー投手(28=レッドソックス3A)が春季キャンプ2日目の2日、同時にブルペン入り。岡田彰布監督(65)が捕手の後ろから見守る中、K・ケラーは今季初ブルペン。来日初ブルペンとなったB・ケラーは45球投げ込んだ。 ともに背中の名前の表記は「KELLER」。どことなく風貌も似ており、背番号もK・ケラーが「42」でB・ケラーが「24」とシンクロしている。先発候補のB・ケラーとセットアッパー候補のK・ケラー。同名コンビが午前中のブルペンを盛り上げた。 また、新助っ人のジェレミー・ビーズリー投手(27=パイレーツ3A)も来日初のブルペン投球。フォークやスライダーを交えながら29球を投じた。

以下は岡田監督の一問一答。

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-初ブルペンのビーズリー、B・ケラーはブルペンでコーチやスタッフとコミュニケーションを取っていたが

「トラックマンか。アレで(計測しながら)投げたかったみたいやな。2人とも。ああいうのを気にするんかな、あいつらは。なんて言うの、回転数とか、なあ」

-現役時代から見てきた外国人投手に似ているか、どういう投手になってほしいか

「そら打たれへんピッチャーよ。名前や言うて、そんな、打たれへんって名前言うても、誰出しても、忘れたわ、そんなん」

-B・ケラーと2年目のK・ケラーは似ている

「何かなあ、うん。背番号(24と42で)反対だけやからなあ」

-打撃陣では結果を残せば左翼ノイジー、右翼ミエセスの同時起用の形も

「いやいや、そこまでうまいこといかんやろ」

-トラックマンなどの計測器の数字は気にするか

「いや分からへんオレ。そんなん。初めて見たもん俺も。はっきり言うて。(以前監督してた時は)なかったもんな。ないない。そんなんないよ。数字で勝負するわけちゃうからな」

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