阪神の新3番候補シェルドン・ノイジー外野手(28=アスレチックス)の広角打法に岡田監督もニンマリだ。「思ってた通り、広角というかな。そういう感じの選手がな、やっぱりほしかったからな」。新助っ人は2日続けてミエセスとランチ特打を敢行。前日はブルペン視察中で見ることができなかった指揮官がこの日、初めて生ノイジーの打撃をチェックした。58スイングで柵越えは左翼への2本だったが、右中間へ長打性を連発するなど、グラウンド全体に打ち分けた姿に満足げだ。

ノイジー本人も「しっかりライナー性の当たりを中堅方向に打つことを意識している」と役割を理解している。1番近本、2番中野と4番大山、5番佐藤輝をつなぐ大事な3番打者と期待は大きい。05年Vに貢献したアンディー・シーツのように、広い甲子園でも広角に左中間、右中間を破り、打点も期待できる右打ち砲はイメージ通り。岡田構想がまたひとつ前進した。

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