WBC日本代表の西武山川穂高内野手(31)が寒空の下でフリー打撃を行った。埼玉・所沢のカーミニークフィールドで打撃ケージに入った。「出力的に、室内で打つとフォームやマシン相手になる。外で打つときは自然と力が入るので、外でのバッティング練習はキャンプ前に入れたくて」。気温5度ながら、膝を出した気合の短パンスタイルで臨んだ。

沖縄自主トレから戻ってからは2度目の屋外打撃。速球に対応できるよう、先端をくりぬいて振り抜きやすくした今季仕様のバットを使った。「感触はいいですよ。今日は振り回すって感じじゃなく、センターにライナー系を意識しながら」。7割程度の力で、69スイング中8本を柵越えさせた。他球団の侍ジャパンメンバーは既に南国でキャンプインしているが「僕は(オフシーズンも)休まない人なんで、ずっと仕上がってます」と笑顔だった。

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