広島ドラフト3位の益田武尚投手(24=東京ガス)が、黒田ツーシーム習得を目指す。

今キャンプ初の休日を過ごした新人右腕は第1クール最終日の前日5日、黒田球団アドバイザーとの会話から封印していた球種を再習得する意向を決めた。

「自分の真っすぐの軌道の話をしてもらい、黒田さんにツーシームを教えてもらった。自分もツーシームを練習してみたいなというのもあったので。ちょうどいいタイミングだったので、聞かせてもらいました」

北九州市立大時代にはツーシームを投じていたが、信頼度が低い球種だったことから東京ガスでは封印していた。プロの世界で可能性を広げるため、封印を解くことを決意。まずはキャッチボールなどで感覚を確かめながら精度向上を目指していく。15日までの日南キャンプでは黒田球団アドバイザーがチームに同行するだけに「いろんなことを聞いて、ガツガツいこうかなと思っています」と意欲的だ。いずれは完全習得で、黒田球団アドバイザーの現役時代のような「フロントドア」「バックドア」を披露したい。

【写真特集】ウナギに宮崎牛、リース作り、マグロ獲ったどぉ~…キャンプ休日にルーキー奮闘