ソフトバンクのドラフト4位、大野稼頭央投手(18=大島)のスタミナが“うなぎ上り”の予感だ。筑後のC組キャンプ休日となった6日、福岡・柳川市で地元名物「うなぎのせいろ蒸し」を試食。「今まで食べたうなぎの中で一番おいしかったです。第2クールもうなぎパワーで頑張りたいです」と腕まくりした。

高卒ルーキーながら先発完投型の本格派左腕。高校時代は2年秋の九州大会で3試合28イニング、467球。3年夏も全6試合49イニングを投げ抜いた。1月の新人合同自主トレでも体力は頭一つ抜け出しており、社会人卒の同2位大津が「元気すぎる…」と苦笑いを浮かべたほどだ。「全試合で先発完投」を目標に掲げる大野は「もう1回食べに行きます」。絶好のスタミナ料理を見つけた。

この日は川下りも体験し、同1位のイヒネ・イツア内野手(18=誉)、同6位の吉田賢吾捕手(22=桐蔭横浜大)と優雅な時間を過ごした。鹿児島・奄美大島の鉄腕は「けがなくキャンプを終えます」とたくましく言い切った。

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