阪神村上頌樹投手(24)が、3回無安打無失点で先発入りを猛アピールした。

3年目右腕が紅白戦に先発。140キロ台後半の直球に多彩な変化球を織り交ぜ、ノイジーとミエセスを連続で空振りに仕留めるなど3三振を奪った。クイック投球など、フォームに緩急をつける工夫も重ね、許した走者は1四球のみ。「試しながら投げさせてもらって、抑えることができてよかった」と手応えを明かした。

宣言通りの「近本斬り」も決めた。キャンプ前に紅白戦で抑えたい相手について、淡路島出身の先輩を指名。「一番いい打者だと思うので、近本さんを抑えたら自信になる」と腕ぶしていた。迎えたこの日。初回は内角を突いて一ゴロ。3回は変化球で右飛。安打製造機を完ぺきに封じた。

岡田監督も「村上はええよ、それは、おーん」と称賛した。村上はファームでタイトルを総ナメにした1年目21年5月30日、西武戦(メットライフ)で1軍デビュー。先発で3回途中5失点だった。能力を買う指揮官は当時も踏まえ「自信をつけさすためにも弱いところに当てるとか、それを(こっちが)うまいことせなあかんのよ」と持論を展開。昨季1軍登板0試合だった右腕が、先発陣の秘密兵器の勢いになるかもしれない。【古財稜明】

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