ソフトバンクの「慶応ボーイズ」が、A組生き残りをかける。14日は今季初実戦となる紅白戦。慶応-慶大から19年ドラフト5位で入団した柳町達外野手(25)は、実績のある近藤、柳田、牧原大らと開幕スタメンを争う立場だ。「打撃だったり守備など、何かしらで光るところを見せられたら」と、気合十分。「(争いは)熾烈(しれつ)ですけど、やることをやるしかない。意識してます」と闘志メラメラだ。

柳町の2学年後輩にあたる正木智也外野手(23)も、同じく慶応-慶大から21年ドラフト2位で入団。右の大砲候補として昨季は3本塁打を放った。「練習の内容は悪くない。それを実戦でどうぶつけるか。どんな結果が出ても真摯(しんし)に受け止めてやるだけ」。こちらは静かに闘志を燃やしている。

16日の第4クールからは、同じ外野手の上林がA組に昇格。目の色を変え、慶応コンビが紅白戦に挑む。

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