<阪神3-2中日>◇4日◇甲子園
阪神佐藤輝明内野手(24)が今季2度目となるV打で勝利に導いた。大山が同点打を放った直後の8回、中日柳から値千金の右前適時打。今季最多の4万2596人の観客はお祭り騒ぎとなった。「ゴールデンウイーク こどもまつり」開催期間中の成績は3試合連続打点で打率3割超え。連日にわたって子どもたちのヒーローとなり、今季最多タイの貯金4をもたらした。
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佐藤輝は4月初旬から、バットに自分なりの工夫をこらしていた。グリップエンドに黒いテープをグルグルに巻いたオリジナルのカスタムバットで練習、試合に臨んでいる。
「テーピングを巻いています。感覚的に持った感じがしっくりきて、なんとなくなんですけど『いい感じ!』だなと。滑りにくくしてくれる効果もある」
一方、フォームはすり足気味にしたり、ほぼノーステップでもフリー打撃を行った。フォーム、道具ともに手探りしながら、打撃不振の打開策を見いだそうともがいていた。
この日は「しっくりきている」と言うバットでV打を決めた。テープを巻くか、巻かないか。たった数ミリの世界。さらなる進化のため、細部へのこだわりも探求中だ。【阪神担当 三宅ひとみ】



