阪神中野拓夢内野手(26)が連続試合安打を「15」に伸ばした。7回2死二、三塁から、中前へ2点適時打。「自分の前で近本さんが打ってくれたので、楽な気持ちで打席に入れましたし、後ろにつなぐって気持ちだけを持って打席に立ったんで、その結果いいタイムリーが打てたかなと思います」。自己最長の連続試合ヒットをさらに更新。終盤に貴重な2点をたたき出した。
出塁だけではなく、打点も稼ぐ。21打点として佐藤輝、大山、近本、ノイジーに続いて20点台をクリアした。チャンスをつくり、チャンスを実らせる1、2番だ。「狙い球をしっかりと絞れている結果が、今年に関しては得点圏で打てる要因かなと思っています。下位から上位にチャンスがとても多く回ってくるので、近本さんと一緒に走者をかえせれば」。
打撃上位10人中、6~8位が近本、中野、8番を打つ木浪で、10位に4番の大山がランクイン。相手に息つく暇を与えない攻撃力で、切れ目なく打ってかえせる打線を形成している。【堀まどか】
○…坂本が先発大竹と7度目のバッテリーで6勝目を導いた。6回2死一塁ではオール直球で巨人岡本和を中飛に仕留め「変化球を狙ってるんじゃないかという大竹の考えもあって。そういうのをすごい見てくれる」とたたえた。左腕の涙については「淡々と投げているように見えますけど、気持ちはすっごい熱い」とキャラクターを語った。自身は7回に四球で出塁し先制のホームイン。10打席ぶりの安打を含む今季4度目のマルチ安打を放った。
○…木浪が犠打で先制点をアシストした。7回1死一塁で、巨人グリフィンの1ストライクからの2球目をしっかり転がし、2死二塁に。代打渡辺諒も四球で続き、近本の先制打につなげた。「(グリフィンに)すごくいいピッチングで抑えられていたんで。渡辺の四球もすごく大きかった。上位の2人がすごく打ってくれているので、そこにどう回すかっていうのを考えてやっています」と近本ら上位打線への信頼を語った。
○…渡辺諒が四球で好機を広げた。7回2死二塁で、大竹の代打で登場。グリフィンから四球を選び、近本の先制打につなげた。中堅・ブリンソンの悪送球もからんで一気に三塁を陥れ、中野の適時打で2点目のホームへ。「外野も前進していたので、普通のヒットではかえれないと思いますし、チカさん(近本)にいい形でつなげられればと思って打席に立ちました」と役割を果たした。



