ソフトバンクが2夜連続のサヨナラ負けで12連敗。15連敗した南海時代の69年以来54年ぶり。7月7日、七夕の夜から始まった黒星街道を抜け出せない。

1-0の9回、守護神オスナが打たれた。2死一塁。あと1死で連敗脱出だったが、代打角中に右翼へサヨナラ逆転2ランを浴びた。オスナは移籍後初黒星。試合前まで防御率0・32だった絶対的守護神が、古巣に手痛い1発を浴びた。

 

▼ソフトバンクが7日楽天戦から12連敗。ソフトバンクの12連敗は南海時代の69年6月4~26日に喫した15連敗に次いで球団史上2度目。8日楽天戦から続く11試合連続3得点以下は、球団ではダイエー時代の98年9月17日~10月4日以来となった。

▼オスナの被本塁打は通算3本目。角中の前打者岡まで来日通算205人と対戦し、本塁打はロッテ時代に22年7月17日のデスパイネ(ソフトバンク)、ソフトバンク移籍後は今年6月11日の丸(巨人)に打たれた計2本だけだった。

▼ソフトバンクが最終回2死から相手の代打に逆転サヨナラ弾を浴びたのは、南海時代の54年4月4日に中谷信夫が伊藤庄七(東映)に3ラン、71年5月6日に村上雅則が宮寺勝利(西鉄)に3ランを許したのに次いで52年ぶり3度目。

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