巨人、西武で投手や野手としてプレーした三浦貴さんが24日、がんのため亡くなった。45歳だった。

母校である浦和学院(埼玉)の野球部コーチを務めていた。西武のドラフト1位蛭間拓哉外野手(22)も高校3年間、三浦さんの指導を受けた。

24日朝に恩師の森士前監督(59)から訃報を受けたという。「ビックリしました。ガンになったのは知ってたんですけど、良くなって、治って現場復帰してるって聞いていたので。まさか、えっ…と思いました」と声を落とした。

プロ野球選手を目指した蛭間にとって、元プロの三浦さんは目指すべき姿でもあった。「とにかく運動神経がすごくて、センスの塊のような人でした。守備も打撃もすごかったので、三浦先生を超えないとプロには行けないなと思っていました」。多くを聞き、多くを教わった。

そんな三浦さんも5年前の夏、3年生当時主将を務めた蛭間のことをこう話していたことがある。

「もちろんまだ課題はありますけれど、将来は私なんかより全然すごい選手になると思います」

まずは恩師と同じ世界に追いついた蛭間は今、1軍で懸命に戦う。「三浦先生の分まで、しっかり頑張りたいなと思います」とプロとしての活躍をあらためて誓った。【金子真仁】