阪神原口文仁内野手がダメ押しの2号2ランを放ち、巨人高梨を1球でKOした。
1点リードの9回1死一塁で巨人高梨の131キロスライダーを初球打ち。左中間スタンドへ放り込んだ。1点差に迫られ、緊迫した展開で大きな1発を放った。開幕カード以来のアーチに本人は「糸原の代打の打席だったので、2人分と思っていました。入ってよかったなと思います」とほっとした様子だった。
▼原口の代打本塁打は今季2本目で、4月2日DeNA戦でエスコバーから打って以来。自身通算5本目。なお今季チームで代打本塁打を記録しているのは原口のみ。
▼阪神の巨人戦での代打本塁打は、20年8月6日(甲子園)中谷将大の満塁本塁打以来。東京ドームに限ると、関本賢太郎が14年7月13日に満塁本塁打を放って以来。なお関本は、これが現役最後の本塁打となった。