ソフトバンクが、オリックスに完敗した。再び借金「1」を背負い、振り向けば4位楽天がついに1ゲーム差に迫ってきた。
先発の有原航平投手(31)が、誤算だった。オリックスは今季4戦3勝とお得意様だったが、初回に頓宮に先制3ランを献上。2回も味方の失策が絡んで3点を失い、序盤から一方的な試合展開に。有原は「初回に先制点を取られてしまい、2回にも簡単に追加点を取られてしまった。あの場面をもう少し何とか粘れていたら、今日のような試合展開にはならなかったと思います」と猛省。7回途中まで投げたが、10安打で移籍後ワーストとなる8失点(自責点は4)で4敗目を喫した。
前夜29日は、ソフトバンク打線が初回4得点を挙げて主導権を握り、快勝。一夜明け、今度は正反対の展開になった。「猛牛キラー」の有原で3カードぶりの勝ち越しを決めたかったが、まさかの炎上。藤本博史監督(59)は「一番ウチで貯金してくれているピッチャーなのでね。イニングは投げてくれる。これからも立ち上がりを注意してくれたら」と右腕をかばった。
首位オリックスを追うどころか、14・5ゲーム差と離された。2位ロッテとは4差、後ろを見れば4位楽天が1差だ。Bクラスに転落すれば藤本政権下では初で、4位に終わった21年以来2年ぶりになる。屈辱は最短でも9月1日になるが、8月最終戦となる31日のオリックス戦は是が非でも勝ちたい。
藤本監督は「見えないミスもあった。もう1回気を引き締めて明日から行きましょう」と必死に前を向いた。【只松憲】
○…近藤が21号ソロを含む2安打1打点と気を吐いた。0-7の4回1死。オリックス田嶋の外角直球を仕留め、左中間テラス席へ運んだ。打点「71」はリーグトップ。本塁打数はトップの楽天浅村と1本差とし、打撃タイトル2冠も視野に入るが「全然、意識していないですよ。チームに貢献したいなっていうだけです」とあくまでも勝利のみにこだわる。



