中日立浪和義監督(54)が4日、名古屋市中区の中日新聞本社で大島宇一郎オーナー(59=中日新聞社社長)へのシーズン終了報告を行った。就任2年目の今季は序盤からBクラスが定位置となり、借金26の56勝82敗5分けでフィニッシュ。指揮官は「今年もふがいない成績になった。得点が取れずディフェンス面を含めて反省点の話をした」と、来季へ向け約1時間の話し合った。
来季は3年契約の最終年。コーチ陣の入れ替えなどを敢行し、巻き返しが必須条件だ。今季も得点力不足に泣いた。優勝した阪神に次ぐチーム防御率3・08も、両リーグ最低の390得点。数字に表れない守備、走塁ミスもあり、108点も失点が上回った。「今年の反省を踏まえて、ある程度の実戦練習を春からではなく、秋からケース打撃、走塁練習も取り入れたい」。
9日から10月末までの宮崎フェニックス・リーグには石川昂、根尾らが参戦。11日から始まるナゴヤ球場での秋季練習も人数が限られるが、「ブルペンで投球するなら、実戦で投げてもらいながら、実戦形式をやりたい」と、生きた球を使った実戦想定練習を交える。10月から攻守の技術向上を開始。フェニックスメンバーも戻る11月からの秋季キャンプではさらに全員スキルアップにかじを切る。
大島オーナーも「非常に苦しいシーズン。若手を積極的に活用し、さまざまなやりくりがなされたが、課題の得点力アップは克服できなかった。投打ともに楽しみな選手がたくさんいる。これらの力を引き上げ、チーム全体の力として束ねることが、上位に食い込むには必須。優勝争いができるチームへの成長を期待している」とコメント。背水の就任3年目へ立浪竜が、10月中旬から全開モードで来季へスタートを切る。



