阪神鈴木勇斗投手(23)が14日、高知県内のチーム宿舎で契約交渉に臨み、100万円ダウンの1000万円で更改(金額は推定)した。

21年ドラフト2位で入団し、即戦力として期待されるも2年間で1軍登板はなし。「即戦力として入った中で、去年、今年と1軍で投げることができなかった。同期の桐敷、岡留が(1軍で)投げている中で悔しかった。来年やっぱり結果を残さないと、生き残れない世界なので。来年1軍で投げるために今からが勝負だと思う」と危機感を口にした。

2軍では先発ローテーションに定着し21試合の登板で5勝2敗、防御率3・69。「自分有利カウントでピッチングができたら、抑えられるっていう確率は高い」と学びを得た。秋季キャンプでは直球の強さを求め投げ込む毎日。「1軍で投げたいですし、1軍で投げるしかないと思います」と力を込めた。

【関連記事】阪神ニュース一覧