国内FA権を行使し残留を決めた西武平井克典投手(31)が15日、埼玉・所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円増の年俸9000万円(金額は推定)で2年契約を結んだ。会見で「気持ち新たに戦っていきたい。ともに戦うチームメートと優勝したいという気持ちを強く持っている」と口にした。

16年ドラフト5位で入団した右腕はプロ7年間で通算337試合、19年にはパ・リーグ記録となる81試合に登板し、リーグ連覇にも貢献した。今季最終戦では通算100ホールドも達成している。「ホールドの数で増田さんを抜きたい」と宣言。今年7月に先輩右腕が更新した球団記録通算106ホールドの数字を1つの目標に掲げた。20日には32歳の誕生日を迎える。「まだまだやれると自分では思っているし、老け込む年でもない。純粋に勝ちたい」と意気込んだ。

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