そら来年もV旅行よ-。阪神は19日、米ハワイの優勝旅行を終え、帰国した。

約1週間、総勢340人強の大旅行でチームの結束はさらに強固になった。英気を養い、V戦士は自主トレ期間に本格的に突入する。岡田彰布監督(66)は、オフの鍛錬で個々のレベルアップに専念することを求めた。来季は球団初のセ・リーグ連覇を成し遂げ、再び海外での優勝旅行を実現させる。

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岡田監督の表情は終始晴れやかだった。常夏の島ハワイでの1週間に及ぶ優勝旅行が終了。ホノルル空港からチャーター機で帰国の途に就いた。18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一を祝した総勢340人強の大旅行でチームの絆はさらに深まった。岡田監督は「(参加)人数多かったけど、みんな楽しそうにしとったからよかったよ。やっぱりな、家族と一緒で。これは勝った証しやから」と胸を張った。

「家族が主役」と指揮官がうたい、選手、関係者を支えた家族への恩返しの旅となった。祝賀会から始まり、それぞれが観光、海でのアクティビティ、ショッピングなどを思う存分楽しんだ。ゴルフ、買い物、ディナークルーズなどを堪能した指揮官は「来年も? そらそうや。みんな思てんのとちゃう? ハワイ初めて言うのも多いもんなあ。コロナ明けてタイミング的には一番よかったんちゃう?」とえびす顔だった。

これで多忙を極めた23年シーズンのチームのイベントは一段落。「日程的にはしんどかったと思うで、選手も。でも、これは勝った特権や。負けてたら寂しく自主トレしてるやろ。勝ったらこういうご褒美があることは当然分かったと思うし」とうなずいた。

ここからは球団初のリーグ連覇を狙う来季へ向けた自主トレ期間に突入する。指揮官は「一番のキャリアハイを残せる可能性はあるからな。これがピークという選手はいてないやんか」ときっぱり。「自分の成績をもっと上げていく言うかな、選手はそれだけでええと思うよ。もうそれで十分や」と個々のレベルアップに専念することを促した。「選手の成績が上がると、もっと楽やわなこっちは。あとはこっちがうまいことやってあげるだけやんか」。2年連続のV旅行実現へ、バカンスから野球モードにシフトチェンジする。【古財稜明】

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