広島中村奨成捕手(24)が9日、鹿児島市内の最福寺で初めて護摩行に臨んだ。プロ野球界では過去に清原和博氏、金本知憲氏らも護摩行で炎と向き合った。
【広島】中村奨成が初の護摩行に「今まで逃げて来ていた」背水の7年目へ不退転の覚悟固める
護摩行とは
インド伝来で密教最高とされる修行法。護摩木を炊き、燃え上がる炎の前で、全身全霊を込めて不動明王の御真言を唱え、祈りをささげる。すべての煩悩を焼き尽くすという意味がある。通常は2時間、長いもので8時間に及ぶものもある。これまで野球界では清原和博氏、野村謙二郎氏、金本知憲氏、五十嵐亮太氏、広島新井貴浩監督らが行った
中村奨成
約1600本の護摩木によって頭上高く燃え上がる炎の前で自身のふがいない、弱さ、悔恨を燃えつくすように約1時間30分、不動明王御真言を唱え続けた
新井貴浩
04年オフに初体験。翌05年に43本塁打を放ち本塁打王に輝く。その後も現役引退後の19年以降も続け、監督に就任した昨年も1月19日に和歌山の高野山清浄心院で炎に向かった
清原和博
巨人時代の99年12月に鹿児島・最福寺で行った。17日から5日間、寺に宿泊。燃えさかる炎の前で不動真言を唱える「護摩行」などの修行、アクシデント続きの逆境を吹き飛ばすため、自ら出向いた精神修行だった。気を抜けば池口恵観法主から怒鳴られ、水をかけられる厳しさ。「高校1年生の気持ちを取り戻した」
◆午前5時半 起床
◆同6時 鐘を突き、その後、掃除
◆同6時半 ラジオ体操。発声の特訓
◆同7時 三礼(さんらい=五体投地礼)といい、両ひざ、両ひじ、額を地につける動作を250回繰り返す
◆同8時 朝食
◆同10時 護摩行
◆午後1時 三礼
◆同4時 昼食
◆同5時 読経の練習と、バットの素振りなど
◆同8時 夕食。その後、池口法主の説教を聞く
◆午前0時 就寝
金本知憲
初めての護摩行は広島時代の99年オフ。直後の00年に3割30本30盗塁を達成
五十嵐亮太
ヤクルト時代の07年12月に鹿児島・最福寺で行った。04年に最優秀救援投手のタイトルを獲得、日本人最速の158キロもマークしたがプロ10年目の07年は登板なしに終わり再起を期して鹿児島へ。翌08年は44試合に登板するなど復活を果たした





























