社会人野球の「わかさ生活JABA京都大会」が25日、わかさスタジアム京都などで開幕し、同球場では3試合が行われた。第3試合ではNTT西日本が三菱重工Westに5-0で快勝。ミキハウスは元巨人ドラフト1位の桜井俊貴投手(30)が東芝戦に先発し、8回2失点の力投も1-2で敗れた。シティライト岡山はパナソニックに5-3で競り勝った。大会は6日間行われ、4チームずつ4ブロックに分かれ総当たりで対戦、各ブロック1位が準決勝に進む。優勝チームは秋の日本選手権の出場権を獲得する。

   ◇   ◇   ◇

三菱重工Westはプロ注目の鷲尾昂哉投手(23=関大)と西隼人投手(23=関学大)の2投手が登板したが、NTT西日本に完敗した。先発の鷲尾は4回5安打2失点で負け投手。右脚のハムストリングスを痛めて降板したが、無事をアピール。「コースにまっすぐがいっていたけど、簡単には打ち取らせてくれなかった」。西は1回1/3を無失点も3四球と制球に課題。「抜け球を減らしていきたい」と力を込めた。