阪神は20日、育成選手だった高橋遥人投手(28)、佐藤蓮投手(26)、川原陸投手(23)の3人を支配下登録すると発表した。背番号は高橋が「29」、佐藤蓮が「98」、川原が「92」。
17年ドラフト2位で入団した高橋は、22年にトミー・ジョン手術、昨年6月には「左尺骨短縮術」と「左肩関節鏡視下クリーニング術」を受け、今季から育成契約となっていた。
この日鳴尾浜で取材に応じた左腕は「ここまでずっと何年も投げられることができなかったので、それをまた返せるように、ここからまた頑張っていこうと思いました」と話した。
プロ1年目の18年4月11日の広島戦で、初登板初先発で初勝利を挙げる鮮烈デビュー。22年には2試合連続で完封勝利を挙げるなど記憶に残る活躍を見せており、阪神ファンを再び沸かせる日にまた1歩近づいた。
佐藤蓮は佐藤輝、伊藤将、中野、村上、石井ら21年入団の“黄金ドラフト”組。昨年から育成選手となり、今年は「ラストチャンス」の覚悟で臨んでいた。大化けの可能性を秘める大型右腕は「たくさん応援してもらって、結果出せない時期がすごい続いたんですけど。ここからは1軍の戦力になれるように」と力を込めた。
川原はルーキーイヤーの19年に腰痛に苦しみ、同年は実戦登板なし。その後も故障に苦しみ、22年から育成選手となったが、昨秋のキャンプで岡田彰布監督(66)から高い評価を受けた。今春のキャンプでも紅白戦で好投し、サムスンとの1軍練習試合にも先発で抜てきされアピールを続けてきた。飛躍が期待される左腕は「故障の期間が長くありましたけど、よく頑張ってくれたということを言われました。まずうれしい気持ちでいっぱいです」と喜んだ。
◆高橋遥人(たかはし・はると)1995年(平7)11月7日、静岡県生まれ。常葉学園橘では甲子園に出場し、亜大を経て17年ドラフト2位で阪神入団。18年4月11日広島戦でプロ初登板初先発で初勝利。キャリアハイは20年の12試合登板で5勝4敗。181センチ、79キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸1850万円。
◆佐藤蓮(さとう・れん)1998年(平10)4月11日、静岡県三島市生まれ。飛龍高から上武大を経て、20年ドラフト3位で阪神入団。1軍登板はなし。189センチ、103キロ、右投げ右打ち。今季推定年俸500万円。
◆川原陸(かわはら・りく)2000年(平12)12月12日生まれ、長崎県出身。創成館では3年夏の甲子園に出場。1回戦で後に阪神入りする創志学園の西純と先発で投げ合い、16三振完封負け。18年ドラフト5位で阪神に入団。1軍登板はなし。186センチ、89キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸は420万円。



