立大が虎の子の1点を守り抜き、慶大に16年春以来の勝ち点を挙げた。
0-0の6回。先頭の8番戸丸秦吾捕手(4年=健大高崎)が二塁打でチャンスメーク。9番小畠一心投手(3年=智弁学園)がスリーバント失敗に倒れるも、守備から途中出場の1番北田峻都外野手(3年=報徳学園)が、左前適時打で待望の先制点を挙げた。
投げては中1日の3年生エース小畠が「初戦で4失点したので、絶対にやり返してやる」と8回無失点の好投。慶大4番清原に対し、強気の内角攻めでわずか1安打に抑えた。
さらに大胆な「清原シフト」もハマった。二塁手の田中祥都内野手(4年=仙台育英)が、二塁ベース後ろに回り一、二塁間が空く形。初回2死三塁で迎えた清原の打席では、中前へ抜けるかという当たりを二ゴロに仕留めてピンチを切り抜けた。
正捕手戸丸は「データ班と話し合ってポジショニングを決めています。リードも(コーチの)戸村さんと小畠と3人ですりあわせて、イメージ通りにできたのかなと思います」と手応えを口にした。
今年1月から立大OBで元楽天の戸村健次氏(36)がコーチに就任。今秋から「背番号50」でベンチ入りし、継投の助言などを送っている。木村泰雄監督(63)は「ピッチャーも安心して、マウンドに上がれている。戸村効果ですね」と、二人三脚で今季初の勝ち点をつかみ取った。



