立命大は5番星野大和外野手(2年=立命館宇治)のサヨナラ打で23年秋以来の勝ち点を挙げた。関大戦では21年春の出場辞退による不戦勝以来。実際に対戦しての勝ち点は19年春以来、5年半ぶりとなった。

0-0の11回1死二塁で4番に座るプロ注目・竹内翔汰外野手(4年=創志学園)が申告故意四球で出塁。5番の星野は1死一、二塁で2球目を振り抜き「なんとか気持ちで」と左越え適時二塁打。ナインはベンチから飛び出し、歓喜の輪ができた。温厚で癒やしキャラの星野も、この瞬間は両手で拳を作り、喜びをあらわにした。

9回には関大のプロ注目左腕・金丸夢斗投手(4年=神港橘)から137キロの変化球を左前に運んだ。「まっすぐを待っていても、手が出ないぐらいすごいピッチャー。あそこで打てたので最後につながった」。

打順は竹内の後ろの5番に2日連続で入った。4番の教えが脳裏によぎった。竹内は「夏からずっと、『僕が歩かされる回数が多くなるから、後ろのバッターが大事になる』と言ってきた」。開幕から竹内は6試合で計8四死球で勝負は避けられており、予想は的中した。

昨秋の関大戦でも3回戦に持ち越したが、勝ち点は奪えなかった。星野は「4回生が中心となって僕たちを引っ張ってくれて、4回生のためにも、期待に応えようという強い思いがあったので、みんなで勝ち点が一番うれしい」。にっこりと笑みを浮かべた。【中島麗】