中日からFAで加入した日本ハム福谷浩司投手(34)が、素早い対応力を見せた。沖縄・名護キャンプの2日、前日に新庄監督から「ズボンがダボダボ。締めようか」とツッコまれていたユニホームのサイズをさっそく調整。先発も中継ぎも起用法に合わせ準備できるベテランは、指揮官のファッションチェックにも迅速に応えてみせた。
博識で「教授」と呼ばれるインテリ投手は、リアクションも早かった。この日の練習を終えると、ユニホームのパンツを抱え、そそくさと宿舎に引き揚げた。見た目でも監督を喜ばせたい。そのために、メーカー担当者と「『これぐらいですよね』って話しながら。『こっちをもうちょっと締めようか』とか話して」。無事、調整が完了し、完成品を持って再登場。「今日使ったものも、ちょっと汚いですけど、(直してもらうために)渡しに行くところです」と、担当者が同地にいる間に終わらせるため、練習後も大忙しだった。
初日のブルペンでは69球を投げ、新庄監督から「フォームがきれい」と評価された。福谷は「やっぱり生で見ていただくのはすごいうれしいですし、だからって頑張って投げるわけじゃないですけど。素直にうれしかったです」と話した。その指揮官はプレーはもちろん、プロとして見た目のかっこよさも求める。13年目の34歳は、美的センスでもアピールし、自らの可能性を広げていく。【永野高輔】



