甲子園のスコアボードが少し雰囲気を変えてファンにお披露目された。
今年初の甲子園開催の試合。同球場の100周年記念事業の一環で、フォントメーカー「モリサワ」(本社・大阪市)と共同でスコアボードの文字を改良。83年まで手書きで親しまれていた「甲子園文字」と呼ばれる字体をベースに、デジタルで新たに制作した。
これまでのフォントと大きな違いはないが、縦の線が太くなり、視認性が高まった。天候が悪く、昼間でも薄暗さがあるこの日は、見やすさが強調された。
コアなファンを喜ばせたのは特有の「3」の復活だ。甲子園で長年使用されてきた数字の「3」は、上部の横線が真っすぐで、ひらがなの「ろ」のように見える独特なフォントだった。18年オフの大改修の際に、数字が通常フォントに変更されていたが、7年ぶりに元に戻り「ろ」の「3」も復活した。
「ろ」の復活について、SNSなどでは「オールドファンとして、これは朗報」「甲子園はこうでなくっちゃ」と歓迎する声が相次いでいた。



