セ・リーグにも27年シーズンから「指名打者(DH)制度」が導入される。中日井上一樹監督(54)に自身の考えを聞いた。

-DHに賛成か反対か

「(導入すれば)判断に従うだけだが、結論から言えば60%、70%賛成かな」

-その理由は

「DHだと采配が楽だなっていうのがある。要は、セ・リーグだとピッチャー(の打順)が次の回に回ってくるから、ここで代えたらあれやなあとかいうような。打順の絡みがあるから。で、メリットとすれば、野手はもう1人出れる。でも、代打が誰が出てくるっていう、その醍醐味(だいごみ)がなくなる。うちも攻撃が弱いと言われてるから。DHになった方が確かにもうちょっとエンジョイ、スリリングな感じにはなれるのかなとは思うけどね」

-DH制についてどう思っているのか

「自分は野手だったから、現役の時『DHがあったら(試合に)出られるのにな』っていうふうに、やっぱり考えたこともあったから、多分セ・リーグの野手たちは多分、賛成が多いと思う。投手の負担を考えれば賛成が多いと思う。ただ、投手が投げるときに、1つのアウトを、絶対じゃないけども計算ができるっていうバッターがいた方がいいっていうところもある」

-今年初めて1軍監督として交流戦パの本拠地でDH制の采配をした

「セ・リーグとパ・リーグの完投数はパ・リーグの方が多いと思う。だから、そこの投手陣への負担っていうのも、軽減はされるのかな。先発も引っ張れる。投手が打席に立って、走者に出て(塁上を)グルグル回って、またマウンドでっていうような負担をが軽減するなら長いイニングが保てるのかな」

「これまでのセ・リーグの野球は変わると思うので、そこへの準備は必要にはなると思います」

セ・リーグ27年からDH制導入、理事会で正式決定 制度統一と国際化の流れ受け方針転換