大きな追加点をたたき出し、阪神近本が首位打者に返り咲いた。同点の8回。木浪の押し出し四球で勝ち越し、なおも2死満塁と続いた好機でヤクルト松本健の変化球を捉えて右中間を破る適時三塁打にした。最少リードを4点リードに広げ、チームの連敗を2で止めた。

「(木浪)聖也がその前に決めてくれていたので、気持ちを楽に。初対戦のピッチャーだったので、どんなボール投げるのかどういう球筋なのかわからなかったんですけど、そのボールに対して対応することが大事だったので」と集中し、ベストの結果を出した。

1点を追った初回の初打席も先発吉村の変化球を捉え、左翼線への二塁打に。すぐに同点に追いつく流れを作った。2回は1死二、三塁での遊ゴロで三塁走者をかえし、勝ち越し。2試合連続のマルチ安打で打率を2割9分2厘とし、チームメートの中野らを抑えて再びリーグトップに再浮上だ。「打率? いや、全然ね。気にしたところで何も変わらない。今やることはどのタイミングであっても一緒かな」と泰然自若。今季最多の4打点をたたき出す1番打者の勝負強さこそが、頼もしい。

▽阪神前川(この日再昇格し、8回1死一塁に代打でいい当たりを放つも中飛)「アウトはアウトなので。結果の世界なので頑張ります。2軍でいいものをつかめてきたかなと思うので、2軍のスタッフ陣に感謝して頑張りたい」

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