灼熱(しゃくねつ)の“DOCK同盟”で白星をつかんだ。DeNAが本塁打攻勢で首位阪神から5月29日以来、3カ月ぶりの白星を挙げた。対阪神の連敗を7で食い止めた。
今季初登板の森唯斗投手(33)は1回に阪神佐藤輝に先制2ランを浴びるも、3回以降は3イニング連続で3者凡退に仕留めるなど、5回4安打2失点で今季初白星。ソフトバンク時代の23年以来、先発としては2年ぶりの勝利を手にした。
打線では約3カ月ぶりに1軍に昇格して即スタメンのDeNA知野直人内野手(26)が値千金の一打を決めた。1点リードの6回1死一塁、フルカウントから阪神湯浅の145キロ直球を捉えて左翼席への1号2ラン。今季初安打を23年9月8日ヤクルト戦(横浜)以来、2年ぶりのアーチで決めた。
ともにファームで今季のほとんどを過ごしてきた。前夜には森唯から「明日同じフィールドに立つやん。お互い頑張ってきたのはわかってるから楽しむだけやな。頑張ろうな」とラインが来た。知野も「やっときましたね。やってやりましょう」と返した。
言葉通り、先発として役割を果たした森唯と一発回答で援護した知野。森唯は「知野はずっとファームで一緒にやっていて、僕が投げるときは後ろで支えてくれました。昨日の夜も『2人で勝とう』と言ってきたので『それはそうだ、やってやろう』と。それがこの試合だったのかなと思います」と言葉に力を込めた。
知野も人生初のハマスタのお立ち台で「(森)唯斗さんとともに灼熱(しゃくねつ)の中、一生懸命やってきたので唯斗さんに勝ちがついて良かったです。唯斗さんの後ろ守るのは慣れてるので」と先輩を援護し、ファームで汗を流した2人が白星に貢献した。



