巨人が2連敗で敗退した。1回に大量5点を先制するも、直後に先発の戸郷が5失点。延長11回に1点を勝ち越したが、またしても直後に同点打、サヨナラ打を浴びて散った。

勝ちパターンの大勢投手(26)を同点の7回2死から投入。8回1死一、三塁で筒香を打席に迎えると守護神ライデル・マルティネス投手(29)に託した。いずれもイニングまたぎの登板で無失点で切り抜けた。阿部慎之助監督(46)は「いやあ、すっげえ試合だったな。勝たせてあげたかったけど、本当、総力戦で素晴らしい試合だったと思うし、敗戦の責任は僕にある。選手は必死にやってくれた」と死闘を振り返った。

今季は若手を積極的に起用した。泉口が遊撃の定位置をつかみ、規定打席に到達。この日は佐々木が先頭打者で“プロ1号”を放ち、中山も3ランで続いた。最後に痛打を浴びた田中瑛も現役ドラフトで加入し、62試合に登板して36ホールドをマークした。若い芽が主戦へと伸び、阿部監督は「すごく大きな糧にして、来年のシーズンにぶつけてほしい」。悔しさを胸に刻み、長い鍛錬の秋が始まる。【為田聡史】

【巨人】阿部監督「野球って恐ろしいな」延長11回2死ランナーなしから逆転負けで今季終了