明大OBで巨人と西武で投手として活躍した鹿取義隆氏(68)が「東京6大学野球連盟創設100年」を記念したレジェンド始球式に登場した。2年春から付けた背番号1のユニホーム姿で臨み、ワンバウンドで投げ込んだ。

「基本低めなんで。ちょっと低すぎたかなぁ。中途半端になりました」。自己採点は「20点くらい」と控えめな答えが飛び出すと、報道陣から驚きの声が漏れた。すぐに上方修正して「50点にしましょうか。練習しかありませんね」と冗舌だった。

プロでも数多く神宮のマウンドで投げてきたが、母校のユニホームを着て立つのは「全然違いますね。格別です」とかみしめた。名将・島岡吉郎監督に教えを受けた経験が今の自分を築いた。「あの時間がなければ今はない。深い、いい時間でした」。時代は変わっても、島岡イズムは連々と後輩たちへ受け継がれる。5戦全勝で首位に立つ母校に「春は惜しいところまでいったので、頑張ってほしい」とエールを送った。