東洋大が序盤のリードを守り切り、青学大に今季初めて土をつけた。
値千金の1発が飛び出した。0-0の2回2死満塁、9番秋元俊太外野手(4年=木更津総合)がカウント1-0から直球を完璧に捉えた。打球は右翼席へ飛び込み、リーグ戦初アーチとなる先制グランドスラム。「自分でもびっくりした。うれしかった」と笑みがこぼれた。
打席に入る直前、池田彪我内野手(4年=三重)から声をかけられた。「インコースに来たら引っ張っちゃえば」。逆方向を狙う打席が多い中、主将の一言で内角147キロ直球を思い切り引っ張り込んだ。今季ここまで無失点の青学大先発鈴木から貴重な1発を放ち、ゲームの流れをがっちりつかんだ。
今季6連勝中の王者を止めた。井上大監督(52)は試合前「春からどこも、青学大から勝ち点が取れていない。最初に勝ち点を取るのはうちだ」とチームを鼓舞。その言葉に選手がプレーで応え、白星をもぎ取った。



