ドラ1の立石らには負けない! 阪神前川右京外野手(22)が19日、兵庫・西宮市内で来季の契約交渉に臨み、100万円減の3100万円(金額は推定)で更改した。今季は左翼のレギュラー定着を期待され、4月は自己最長の14試合連続安打と華々しかったが、終わってみれば69試合、2割4分6厘、1本塁打、15打点。懸命に声を絞り出した。
前川「非常に悔しい1年で、開幕とかはよかったんですけど、そこから好不調が激しく1軍、2軍の行き来が多い1年でした」
心身ともに、自身の不安定さが結果に直結した。
前川「メンタル的にも弱かったですし、技術が足りないからメンタルも安定しない。うまくいっていないときに自分の感情をうまくコントロールできていなくて、ズルズルいってしまっていたので、そういうことをしてたらやっぱり1年間通して活躍できないと改めて強く感じましたし、技術がないから精神的にも安定しないと感じました」
では、制御不能だった状態をどうやって克服していくのか。
前川「自分をちゃんと再度信じ抜いて。1つの自分の軸を中心としてやっていけたらなと思います。ある程度の形、自分のウイークポイントを2、3点理解できてきたので、そこをなくさないと。弱点をつぶしたらよさも伸びてくると思うので。打撃において。そこを両方。どこのコースにきても打てますよといった準備をしたいなと思います」
同世代が追いかけてくる。ドラフト1位の立石正広(22=創価大)2位の谷端将伍(21=日大)の両内野手、3位の岡城快生外野手(22=筑波大)は03年度生まれの同学年。即戦力と評判の新人野手を意識しないわけにはいかない。
前川「来年は同級生も入ってくるけど、自分のことをまずちゃんとやらないと(競争の)スタートラインにも立てない。自分自身、自問自答してきちんとやっていきたい」
危機感を募らせ、年明けは昨年同様、中日岡林と自主トレに励む。背水の陣から、外野の定位置をつかむ。【堀まどか】



