ホーム開幕カードで1軍デビューした新戦力が、初打席で確かな印象を残した。試合後、藤川球児監督(45)が「いやあ、使いたくなるね」と期待したのは、3月30日に支配下登録されたばかりの福島圭音外野手(24)だ。

阪神は2日DeNA戦(京セラドーム大阪)で勝利し、16年ぶりの開幕から2カード連続勝ち越し。その7回、福島が代打でコールされた。DeNA吉野からしぶとく12球粘ると、最後は13球目の153キロで二ゴロ。それでも7球連続ファウルで粘り、懸命に食らいつく姿に、ファンは拍手を送った。

試合後、福島本人は全く満足せず「本当はああやって13球粘ってから(塁に)出るのがベストだったと思うので、次はそこをしっかり出られるようにやっていきたい」と引き締めた。それでも「緊張しました」と振り返った初打席で、見せた存在感は大きかったはず。Hランプをともす瞬間が待ち遠しい。