左手首の関節炎で別メニュー調整していた阪神ドラフト1位の立石正広内野手(22)が、3月25日以来20日ぶりに2軍戦で実戦復帰した。

「段階を踏んで試合にしっかり出場できて、SGLで初めて外野を守れたので良かった」

「5番左翼」で出場。第1打席はソフトバンク育成藤原の151キロ高め直球に空振り三振に倒れた。5回は痛烈な左飛。7回の第3打席は1死二塁でソフトバンク木村大の121キロ内角変化球に空振り三振。8回守備から井坪と交代した。

「整理をしっかりして臨みたいなと思いましたし、(相手は)一流のピッチャー。全部が全部いいように打てるわけじゃない。狙っている球が来たときにしっかり捉えられるようにしたい」

3打数無安打も、力強くスイングした背番号9。試合後には約30分間、左翼で特守も受けた。平田2軍監督は「結果というのは全く問題じゃなく、3打席立って実戦に復帰したというところが、また1つの段階をクリアした」と話した。

立石は1月の新人合同自主トレで「右脚の肉離れ」を発症。3月17日のファーム・リーグ西地区オリックス戦(SGL)で実戦デビューも、同25日の2軍オリックス戦(京セラドーム大阪)で左手首を負傷。再びリハビリに励んでいた。

1軍は開幕から5カード連続勝ち越し。テレビ越しに見る先輩たちの姿に背中を押された。「強いですよね。『ここでやりたい』と毎日思わせてくれる。すごくモチベーションを保ちながらできました。早くああいうメンバーの中に入ってやれるようになりたいなと思います」。11日の1軍中日戦(バンテリンドーム)では3番森下、4番佐藤、5番大山の「ドラ1クリーンアップ」がそろって本塁打を放ち、快勝。金の卵も1軍舞台を目指し、着実に前進する。