本拠地の打席に初めて、そして久しぶりに立つ。ヤクルトのドラフト1位ルーキー松下歩叶内野手(23)がプロ入り後初の神宮球場での試合に挑む。2日のロッテ戦からホームに戻っての6連戦。1軍初昇格したばかりの期待の新人は「大学の時にずっとやっていた球場なので、すごく楽しみだなというのはあります」と力を込めた。

昨年までも“本拠地”と言える場所だった。法大野球部の主軸として、神宮球場を舞台とする東京6大学野球リーグでプレー。リーグ通算14本塁打を放ち、二塁手、三塁手としてベストナインに輝いた。打席からの景色などはイメージがつくが「半年ぶりぐらいなので間隔があいているところもある。バッティング練習から楽しみ」と心を躍らせた。

5月29日にプロ初の出場選手登録。同日と翌30日は楽天戦に「6番三塁」で先発出場した。初戦は初打席の初球を左翼線二塁打としプロ初安打。いきなりマルチ安打だった。2日からの本拠地での戦いに「すごく楽しみですけどやるべきことは変わらないと思う。とにかくチームに貢献できるプレーを心がけたい」と引き締めた。「楽しみ」という言葉を3度繰り返したルーキー。それでも浮き足立たずに結果を残していく。【塚本光】