中日大野雄大投手(37)は5回まで好投を続け、今季6勝目の権利を手にしていたが、6回に3ランを浴びるなど4失点し、逆転を許した。

打線は2回、板山祐太郎内野手(32)が5号ランを放ち先制。援護を受けた大野は安定した投球を見せ、5回まで被安打1の無失点と相手打線を封じ込んでいた。

ところが6回、2死から1番カナリオにこの試合で2つ目の死球を与えると、続く滝沢の打席で二盗を許した。さらに、盗塁を阻止しようとした捕手石伊の二塁送球が悪送球となり、その間にカナリオは三塁へ進塁し、ここから流れが一変。大野は滝沢にこの日初めての四球を与え、初めて得点圏に走者を背負うピンチを招いた。2死一、三塁で迎えた3番桑原に、初球の内角カットボールを三遊間へ運ばれる左前適時打を許し、まず1点を返された。

さらに2死一、三塁から、4番ネビンに初球のカットボールを捉えられ、打球は左中間へ伸びた。左翼手細川と中堅手岡林が懸命にジャンプして捕球を試みたたものの届かず、そのままウイング席へ飛び込む逆転3ランとなった。この回で4点を失い、試合をひっくり返された。続く渡部には2球目の際に体勢を崩す場面もあったが、最後は左飛に打ち取り、何とか追加点は許さなかった。

大野は6回3安打、2奪三振、1四球、2死球、4失点、球数85球で降板。前回登板した5月30日のオリックス戦(京セラドーム大阪)では、8回3失点の完投負けを喫していた。

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