ソフトバンクがDeNAに逆転勝ちした。ヒーローは地元神奈川出身で、売り出し中の庄子雄大内野手(23)だ。1-1同点の5回無死二、三塁。DeNAの先発左腕、庄司のスライダーをしぶとく中前へ。5月からスタメンに定着も3試合連続無安打で、打順も2番から7番に降格。16打席ぶりの安打は勝ち越し決勝の2点適時打となった。
「数試合ヒットが出ず、もどかしい気持ちもあったのですごくうれしい」と笑顔。小学生時代の14年にはベイスターズジュニアにも選ばれ、横浜高校、神奈川大と進んだ。「横浜で生まれ育ったので活躍ができてうれしい。ワクワクするというか、学生時代に戻ったような懐かしい感じ」。スタンドには両親ら8人が応援に駆けつけた。「家族総出で見に来てくれた中で、活躍できてよかった」と喜んだ。
スタメンで出続ける難しさ、苦しさを味わっている。小久保博紀監督(54)も「基本に忠実なセンター返し。今日のヒットは今まで打ってきた中でもうれしい1本になったんじゃないか」と、思いやった。庄子は「1年間1軍の戦力になる。2桁盗塁」と今後の目標を口にした。交流戦は9勝2敗で首位をキープ。残り7試合。2年連続10度目の交流戦優勝へさらに白星を重ねていく。【石橋隆雄】



